「地域に根ざした空き家の活用とコミュニティづくり」omusubi不動産
JR上諏訪駅の向かいにある、駅前交流テラス「すわっチャオ」で開催された
講演会「地域に根ざした空き家の活用とコミュニティづくり」に参加。
リビルディングセンタージャパン(リビセン)代表の東野さんをモデレーターに、
千葉県松戸市と東京下北沢BONUS TRACKを拠点とするomusubi不動産の
殿塚建吾さんを招いて、空き家活用についての話を伺うのが主な内容。
パートナーである妻が千葉県松戸市出身ということもあり、結婚した後、
松戸駅周辺に10年近く住んでおり、息子の生誕地でもあって、
どこか懐かしさもありながら。MAD Cityはなんとなく記憶にはありつつ。
DIY賃貸とコミュニティ形成
さまざまな活動を行っているomusubi不動産さんですが、
特長的なのは、空き家を購入・サブリースして、
建築状況調査(インスペクション)を通して、
屋根・外壁、電気系統等は管理・補完しながら、
借りた人が部屋の内部をDIYできる「DIY賃貸」。
元々が築年数の古い空き家ということもあり、
「比較的リーズナブルに借りられる&自由度がある」
というメリットから、アーティストやクリエイターを中心として
入居者が集まり、新しいコミュニティが形成されていくという流れ。
使われていなかった社宅を改装して、お店やアトリエとして活用できる
レンタルスペースとして生まれ変わらせた「せんぱく工舎」は、
NHK等からも取材されて、話題になった成功例とのことで。
駅前あたりに、お試し移住ができる施設があるといい
人口50万人都市の松戸市と、人口5万人弱地域の諏訪市では、
なかなかポテンシャルが違うものではあるかと思いますが。
例えば、移住という観点では、まずは気軽に上諏訪駅前あたりで
安い家賃でお試し移住ができる施設があるといいよね、と。
不動産賃貸は敷金礼金・紹介料とか色々面倒くさいので、
そういうグレーゾーンはないような契約で。諏訪市運営になるのでしょうか。
曜日替わりでお試し出店できる「One Table」の話もありましたが。
そういう駅前にそういうスペースがあると、面白いよねとは思いつつ。
「諏訪市には総合大学がないから、都市に若い人が流出してしまう」
というような質疑応答もありましたが、確かに若いうちは諏訪の魅力に
気づきにくいので、都会に出てからUターンしたくなったときに
帰ってきやすいまちづくりをするというのは、大切なんだろうなと。
単なるコピーライター兼ライターなので、なんの権力もないのですが(笑)
地元である諏訪市のまちづくりのようなものに関わっていけたら楽しそうだな
とは思いつつ、とっかかりがつかめない、自らの営業力のなさも課題には感じつつ。
年を取ると、家庭を持つと、不動産は面白いなと
現在は、上諏訪駅周辺の賃貸住宅に住んでいまして、「そろそろ我が家を買いたいな」と
いう視点もありまして、空き家活用イベントに参加して経緯もありましたが。
取材や打ち合わせ等で東京・名古屋方面に行く機会もあるので、
「上諏訪駅・徒歩圏内で一戸建て」という条件を考えますと、
まず駅前で空いているような土地はほとんどない&新築はめっぽう高い。
ということで、空き家を購入してリフォーム&DIYするというのは
今後の選択肢の一つになりそうな気はしながらも。
諏訪市は地盤が弱いので、耐震性が怖いという悩みもありつつ。
数十年は住むであろう住宅を考えると、答えは出にくいものですが。
そういった意味では、不動産が身近になったこともあり、
不動産やまちづくりというのは面白いものだな、と最近は特に感じていて。
コピーライター/ライターとして、何かビジネス面でも関わっていきたいと思いつつ、
その方面で営業でもしてみようかなと思う、コピーライター事務所「ナベドコロ」です。
コピーライター事務所「ナベドコロ」
東京・信州&オンライン 渡辺さとし
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