営業はいらない!?
-まだテレアポ・飛び込み営業なんてしてるの?-
という全盛期のイケダハヤト氏を彷彿とさせる
挑戦的なコピーとタイトルが気になっていた
三戸政和氏の「営業はいらない」を読んでみる。
「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」
同氏著のは、大企業の(資金もある)サラリーマン
マネジメント層の皆さん向けに、
経験のある業界でM&Aを進める
というような内容でしたので、
一般フリーランスの自分には
あまり応用できないなと感じていましたが。
営業が苦手であり、営業でもない自分にも
「営業はいらない」は読んでよかった内容でした。
冒頭あたりは、セールステックでコピーにもあるような
いわゆるテレアポ・飛び込み営業という旧来的な?
体育会的な?営業がより効力を失っていくという話。
“スマホやPCで多くの商品が買える時代に、
よくわからない人から商品を勧められても
そりゃ買わないよね。ネットで比較してから買うし。
というような感想(速読なので個人的な見解も?)“
その中で、サードプレイスを打ち出したスターバックス、
世界でもいち早く電気自動車に特化したテスラ・モーターズ、
といったエクスペリエンスを提供できる?
コト消費を実践している企業?が、
ITの時代にも勝ち残っているという話。
“そんな大企業の話をされても零細フリーランスですし”
と思いながら、流し読みしていると(速読なので個人的な見解も?)
ブルーオーシャン戦略をベースにした
“ブルーポンド戦略”というキーワードが登場
ブルーポンド戦略とは? ※「営業はいらない」より引用
未開の大海原(オーシャン)を探し出すのではなく、狭いながらも自分だけの価値ある池(ポンド)を見つける、もしくは創り出す戦略なのだ。営業マンが経営者となり「他社の模倣」を避け、「戦わずして勝ちにいく」なら、ブルー・オーシャン戦略の先にある、このブルーポンド戦略が有効だ。
“ブルーポンド戦略”を実現していくためには、
第一のミッション「規模の小さい市場で独占を達成する」
第二のミッション「身近な範囲で高い顧客ロイヤリティを生み出す」
“ブルーポンド戦略”という視点は、営業担当の人でなくても、
自分のような自営業やフリーランスにも応用しやすいかと。
大手企業が手掛けないような市場(地域)をフィールドとして、
自社の強みを活かしつつ、身近なお客様にファンになっていただく。
数億円を稼ぐと言われるYoutuberの皆さん、
ニッチな対象をSNSで拡散させたアーティストの皆さん、
などが、良い例になるのでしょうか?こちらは勝手な事例。
そういわれると、自社商品や自社コンテンツのない
コピーライターですと難しい気はしてきますが。
WEBやSNS、地域戦略、専門分野の確立などは
改めて今後、展開していくヒントになるかなと。
個人で数億円を稼ぐ必要もないので(できないので!)、
“ブルーポンド戦略”である程度、
一家で生きていく位は何とかしていく所存です!
といいつつ、まだ首都圏は外出自粛の世の中ですので、
気持ちをアイドリングしている状況ではありますが、
リモートワークも含めて、少しは仕事が
動いてきているのは良い流れかもしれません。
コピーライター事務所「ナベドコロ」
東京・千葉・信州・テレワーク 渡辺さとし
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