広島平和資料館

ご縁があるのか、2年振りくらいの広島出張へ。
プライベートの観光でも来たことがあるので、3回目の広島で。
朝早くから撮影&取材ということで、
前泊させていただいて、

「広島焼きっておいしいですよね!」
「やっぱ、広島といえば牡蠣ですよね!」
と、しっかり出張を楽しませていただいて。
お酒は弱いので、あまり飲まないようにしながらも。
取材に関しては、興味深いお話をお聞きできましたので、
取材記事が公開OKとなりましたら、後日まとめようかと。

千葉からは新幹線を使っても片道5時間ほど
ということで、取材後、実費で後泊して
平和記念公園に立ち寄ってから、土曜の昼
空いた新幹線でレモンサワーを飲みながら、
のんびり帰宅しようキャンペーンを勝手に企画。

宮島や原爆ドームはベタに行ったことはあり。
「広島平和資料館」は、なんだかつまらなそうだなと
若い頃は避けていたのですが、入場料200円だし、
時間もあるし、ちょっと見てみようか気分で入館。
基本的に、写真や資料の展示でしたので、
音声ガイド(400円)を借りて、
聞きながら見てみようとレンタルすると。
この流暢な語り口は聞いたことあるな。
おそらく、吉永小百合さんだなと。
物語が入ってくる、入ってくる。
音声を聞き返したりもしているうちに
1~2時間くらいは館内にいて、
急に戦争反対、原爆反対論者になって
いつか、子供たちにも伝えよう気分。
広島平和資料館に行ったら、
音声ガイドを借りたほうがいいですよ。
と、別に聞かれてもいないのにアドバイス。

原爆で亡くなった学童の写真とともにあった
「顔だけは綺麗だったことがせめてもの救いでした」
「恋も知らないまんま、焼き殺されたんです」
「遺骨も残してもらえませんでした」
という言葉は、両親の想いが伝わってきて、
親になった自分にとっては忘れられないものになりました。
N家の崩壊
「生きていくしかありませんでした」
という言葉も、ものすごいリアリティがあって。
人が発する言葉の力を思い知った時間でもあって。
半分、趣味のとりあえずブログですが、
いつかまた読み返そうと記してみた次第です。
コピーライター事務所「ナベドコロ」
東京・千葉・信州&WEB会議 渡辺さとし

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