生成AI時代の広告

「AIで多くの仕事がなくなる」と言われて久しいですが、
個人的にも、「生成AIでライターの仕事がなくなる」という
危機をヒシヒシと感じながら、あと10年くらいは、
(せめて5年くらいは!)コピーライターとして生きていきたい。
と願ってはいたりする、年の瀬です。
投資もしながら、50代60代になっても続けられる
副業も考えたいなと保守的にもなりながら。
長かったコロナ禍も明けて、やや景気が戻った感は
あったような気がしないでもない2023年ではありました。
そういった心持ちもありまして、生成AIに関する書籍を読んだり、
YouTubeで生成AIのコンテンツを見ていたりもしまして。
何か“コピーライター×生成AI”でうまくサービスを
つくりたいなという下心のようなものもありつつ。

『生成AI 社会を激変させるAIの創造力』著・白辺陽
を読んでいて特に気になったのが、表題でもある
生成AI時代の広告

Googleなどの検索エンジンから、
ChatGPTなどの生成AIの相談へ
インターネットに生成AIが組み込まれることで、
検索連動型のリスティング広告や、
SEO対策の比重が減っていき、
正にユーザーが求める情報を発信する
HPなどが優先表示されるようになるとのこと。
まだ生成AIの情報正確性に課題はありますが、
ジャンルを絞ることなどで、改善されていくのでしょうね。
検索エンジンの覇権を握ったGoogleが莫大な富を得たように、
世界の天才たちが生成AI市場の覇権を奪い合っているのは、
次世代プラットフォームの覇者となるためなのかと、
OpenAIのニュースを見ていて納得することができました。
画像も、動画も、コピーも、AIがつくる時代に

文章やコピーはもちろん、
画像も、動画も、AIがつくれる
ようになっていくのは明白であって。
「〇〇賞受賞のクリエイターですけど、何か」などとは
言っていられない世の中が、数年後には
来そうではあるという印象ではありました。
「生成AI コピーライターの○○○○です」
「画像生成AIデザイナーの○○○○です」
みたいな職種が今後は生まれていくのでしょうか。
もうすでに最先端の会社ではあるのかもしれませんけれど。
そうした未来の中で、ディレクター的に要件定義やヒアリングを
しながら、生成AIを活用していくポジションになるのか。
生成AIではできないような仕事に転職するのか。
コピーライターのような職種は特に、決断していく時期かもしれません。
取材・ヒアリングからのコピーライティングと
修正対応に関してはまだコピーライターが必要な気はしながら。
生成AIをうまく活用できるように日々、学んでいきたいと思います。
コピーライター事務所「ナベドコロ」
東京・信州&オンライン 渡辺さとし
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