コピーライターのトリセツvol.2「取材・インタビュー編」
「コピーライターがフリーランスになるなら、
期待された仕事は何でも対応できるようにならなければいけない」
と、弟子時代 師匠に付いていたに言われたことを今思い出します。
フリーランスになって感じるのは、
取材・インタビューができるスキルを
身につけてきてよかったということ。
全体の話の中で要点というか、
核のようなものをつかめるようになったことは、
コピーライターの特技のひとつというのか。
コピーライターには、
あまり取材やインタビューをする
というイメージはないものかもしれませんが。
取材・インタビューができなればライターではない
(と、昔、偉い人に言われた気もしながら)
・企業の経営者や担当者の方が何を考えているか。
・どんな想いで商品・サービスをつくったのか。
・世の中のどんな人に使ってほしいのか、喜んでほしいのか。
そんな前提というべきものがつかめないと伝わるコピーは書けないが信条。
商品カタログやパンフレット等の場合は、また話が違ってきますが。
(だからヒアリングのできない競合はあまり受けないようにしています。)
取材のながれ
① 情報等を元に考えた「質問シート」に記入していただく ② 実際に取材・インタビュー ③ 取材を元に、HPや雑誌、新聞広告、会社案内等のコンテンツに合わせてライティング このあたりは、一般的な取材・ライティングと変わらないかと思いますが。
ライティングより、取材・インタビューが大切
ライターも10年以上やっているような人なら、
構成がつくれて、文章が書けるのは前提。ということで。
取材・インタビューでどれだけいいお話を聞けるかが勝負。
そういう意味では、1対1の取材よりも
ディレクター&コピーライター体制のほうが、
いい結果を出してこられた感はあります。
(1対1ですと、考える余裕がないので、間を埋める取材になりがちな面も)
ということで、人のお話を聞くのはわりと好きでもありますので、
取材・インタビュー系の仕事がありましたら、ぜひご連絡ください。
最近は、日経新聞掲載の記事広告や、
なぜか雑誌の記事ライティング
等もやらせていただけるようになってきて。
媒体やスタイルにこだわらず、色々やってみるものだなと思いつつ。
(大企業すぎて、勝手にHP公開できないのが悩みではありますが)