ECに強いコピーライター
松戸なかまのアートディレクターと話していて、
広告を起点とした現状のマーケット分析として感じたこと。
まず前提として、
◯マス広告はレッドオーシャン
TVCMにしろ、新聞・雑誌広告にしろ、
スマホ全盛の時代に媒体の力が弱まる中で、
マス広告の影響力が低下していく現状下。
依然として媒体費は高く、たくさんの広告があるなかで、
莫大な広告費(と優秀な制作者)を使う企業だけが目立てる。
という意味では、成熟したマス広告は、
マーケティングの舞台としてレッドオーシャン。
若手中堅のコピーライター・デザイナーから見ても、
マス広告を得意とするライバルが多く、パイが減り続ける中で、
そこを主戦場にしても、5年後、10年後、生き残ってはいけない。
指標となるはず?の広告賞も、“審査員と受賞者が同じ会社”という
コンプライアンス的にどうなの?というブラックボックスなものがほとんどで。
◯魅力あるECはブルーオーシャン
ECサイトというと、Amazonや楽天をはじめ大手のサイトがありますが、
総合的なECサイトではなく、分野やターゲットをセグメントすることで、
特定の検索ワードに対する、TOP企業になることは可能であって。
合わせて検索された先に、
読みたくなる、見たくなるコンテンツを
掲載することで、莫大な広告費をかけずにも
目的を達成できる可能性は広がっていて。
HPをメディア化して、ECサイトとしての機能につなげる
という視点では、大手ではありますが、
は、成功例だと感じていて。ベンチマーク的に。
◯EC×WEBブランディングの重要性
ただ商品を載せるだけのECサイトではなく、
読む価値のある、見る価値のあるコンテンツをつくる。
という方向性。
ただ本を並べただけの書店がつぶれていく中で、
カフェを併設したり、あたらしい体験ができる
本屋は生き残るということに近いのかもしれませんが。
だからこそ、マス広告以上に、見る意味のあるコンテンツが重要。
そこには、広告出身のコピーライター・デザイナーだからつくれる
EC×WEBブランディングの可能性を感じていて。
つくる側も楽しいので、いいものができるという好循環も生まれると予想。
◯EC×独自性のある商品・サービス
その分、どこにでもあるような商品・サービスではなく、
人に知られる価値や魅力があることは前提にはなりますが。
どこにも負けない商品・サービスはあるけれど、
伝え方がわからない、マス広告を打つほどの予算はない。
という課題に対して、伝わるECサイトをつくるのは、
コピーライターだからこそできるソリューションの一つになるなと。
めざすべき方向性が見えてきたのは、大きな気づきでした。
ということで、WEBコピーが書けるコピーライター、
コピーライター事務所をお探しの方は是非お声がけください。
まずはコーヒーでも飲みながら、お話ししましょう。
ナベドコロ コピーライター渡辺さとし