スマホ時代の映画館マーケティング
以前、映画のポスターとチラシをつくる仕事していて。
(構造的にコピーが通りにくいので以後はあまりやっていませんが)
感じていたのは、映画の宣伝をするのも大切だけれど、
「スマホ時代に、映画を観る」というモチベーションを
どう上げるかというほうが問題なのだろうなと。
単なる雇われコピーライターなりに考えていて。
◯スマホ時代に、映画館に行くという距離感
月に数百円で契約すればPCやスマホで過去の名作や
人気海外ドラマ等が見られる時代に。
(レンタルという分野も危機的な予感はしますが)
電車代+映画代を支払って、映画館に行く
というのは、たくさんの選択肢がある中で、
生き残っていくのは難しそうなジャンルだと感じていて。
個人的にも、松戸駅に映画館があった頃には月に一回は行っていたけれど、
閉館してからは、DVD化してからでもいいかな、と思うようになってはいて。
◯赤ちゃんと見られる「ママズクラブシアター」
TOHO CINEMASで実施されている「ママズクラブシアター」。
小さい子どもがいる親子限定なので、
周りを気にせず出かけられる。映画を観ることができる。
というシステムは画期的で(以前からあったのかもしれませんが)。
とにかく、赤ちゃんがいると、出かけられる店も限られるし、
おむつ替えの台がないと困るし、泣くと嫌な顔をされるし。
レジャーという意味では、とても有り難いサービスで。
◯怪盗グルーのミニオン大脱走
TVで何気なく見かけて、けっこう面白い。
誰も傷つけない陽気なイメージが大人になる好きで。
ちょうど「ママズクラブシアター」でやる
&パパも参加していいということで、ママに混ざって。
広告やHPも大切ですが、ユーザーニーズ合わせて、
サービスを限定していくのは、基本かもしれませんが、
効果的なマーケティングだと実感したミニオンズでした。