デキるディレクター、デキないディレクター
例年、6月あたりはわりとゆったりできる時期なのですが。
上旬~中旬くらいはそこそこ忙しかったなと、振り返りつつ。
ちょっと落ち着いたので、
「いっしょに仕事をさせていただければ」
と願うディレクターさん像をまとめてみます。なんとなく。
若手の頃は、仕事をする人を選べなかったので、
急に案件がなくなったり、勝手にコピー費を減額されたり、
酒場で絡まれたり?、ケンカに巻き込まれそうになったり。
タイヘンな目に合うこともありましたが。
最近は、長くお付き合いいただいている企業や
ディレクターさんも増えてきて、働きやすいなと。
デキるディレクターさんの特長(おこがましいですが)
・段取りがスムーズ
・ライターやカメラマンをパートナーと見る
・スタッフや同僚から尊敬されている
・物腰がやわらかく、礼儀正しい
・スマートで話がおもしろい
・忙しくても余裕がある
・相手の気持ちや立場を考えてくれる
・約束と時間を守る
・案件に対するフィーが妥当
まとめてみると、わりと当たり前のことですが。
欠かせないのが「この人の仕事は断れない」と
思わせていただける人間性。
そういう皆さんと組ませていただけると、
フィー以上にいいものを出そうと取り組みたくなるもので。
デキないディレクター(営業)の特長
・段取りが悪い、スケジュールがぐだぐだ
・ライターやカメラマンを下請けとして見下す
・スタッフや同僚から嫌われている
・クライアントにだけはヘコヘコ、表裏が激しい
・ファッションがダサくて、話がつまらない
・忙しくて、テンパっている
・相手の気持ちや立場を考えず、自分本位
・遅刻や忘れ物が多い。言ったことを守らない
・お金を払うほうがエライと思っている(実際はクライアントが払っているのだが)
新規で、無理なスケジュールで問い合わせてくる人に多いタイプ。
まわりに嫌われているので、組んでくれるスタッフがいないのか?
「またいっしょに仕事をしたい」と思える人と、
「この人とは一生組みたくない」という人は、
一回、やり取りしてみないとわからないのが難しいところですが。
ちょっとした考えをまとめる意味で。
写真は「縄文の女神」 山形県立博物館
土偶と埴輪が好きなコピーライター 渡辺さとし
ちょっと毒を吐いてみるのコーナーでした。