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明石ガクト氏「動画2.0」。「コピーライター2.0」?

  • 執筆者の写真: 渡辺さとし
    渡辺さとし
  • 2019年1月16日
  • 読了時間: 3分


グラフィック広告、店頭ツール、

広報誌、採用ツール、ブランドブック。

企業HP、WEBコンテンツ、取材ライティング、

新卒採用HP、イベントレポート、導入事例。

フリーランスのコピーライターとして、

色々な仕事を担当させていただく中で。

会社員(&弟子)時代に何件かコピーを書かせていた

TVCMの工数の多さと、作業の長さから避けていた動画の仕事。

WEBやスマートフォンの存在感が大きくなっていく中で、

新しい動きもしていかないとな、と潜在的には感じていて。

時間のある年末年始に、友人から勧められた「動画2.0」を読んでみる。

新しいプラットフォームに特化した、動画を極めていけ!

それが、これから動画で勝てるクリエイティブのパターン。

テレビ全盛の時代から、5G×5Kがメインストリームになることで、

スマートフォンやタブレット向けの動画が新たな市場になっていくのだから。

まとめると、そんな話だったような。

(ポイントだけ読む速読派なもので)

文章が短いので、内容や文体はともかく、短時間で読みやすい印象。

若い世代に語りかけるトーンなので、大人にはちょいと息苦しい面も?

と、書評的なことを書いても仕方ないので、コピーライターとして感じたこと。

言葉から、映像の時代。そして、個人の時代へ

広告という業界で考えてみると、

1980年代は「言葉」に力があったコピーライターの時代

1990年代は「映像」に力があったCMプランナーの時代

コピーライターは、新聞や雑誌が注目を集めていた

20世紀の仕事というような認識は、薄々感じてはいて。

実際に言語化されると、その残り香で生きている

危機感が可視化されたようではあって。

「このコピーはどうだ」「広告賞がどうだ」

なんて話をいつまでもしているようでは、

TOPの人たちしか生き残っていけなそうだねと。

2000年以降は、WEB、スマートフォンの時代。

つまり、個人が発信する動画(写真)を主役に

インパクトのある短い言葉と、わかりやすい文章が

求められているのは当然だよなと、認識アップデート2.0。

撮影技術×ライティング技術×ストーリー化

ストーリーを考えてみたり、

セリフやタグラインをつくるという面では

コピーライターが得意な分野もあって。

合わせて、動画を撮影する技術と編集力をつけていくことで、

特化した分野の動画クリエイターになるという道はあるだろうな、と。


〈ケミカル・ブラザーズ「Star Guitar」〉

思いつつ、事例として上がっていたミシェル・ゴンドリー氏の

MVを見直したりすると、これはこれで専門的に特化しないと

マネタイズは難しいだろうねと。

撮影もiPhoneやアプリの活用でさらに簡単になっていくだろうし。

まずは趣味レベルで、本気で好きなものを対象に動画をつくって

編集も勉強していくのは、けっこう楽しいかもなと思いつつ。本業の隙間に。 

撮影が得意な人と組んでやるほうが早いのか?

アーティスト的な人とコピーを組み合わせるほうが世界は広がるか?

などと可能性を探りつつ、今後のメディア展開、方向性を考える

きっかけをもらえたという意味ではいい本だったような気もしながら。

読了したので、メルカリ先生に売ってしまうのも、今の時代なのかもしれません。

コピーライター事務所 ナベドコロ 渡辺さとし


 
 
 

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