40代で地方移住を決めた理由
コロナ禍で「テレワーク」や「地方移住」が
メジャーになったような、ならないような時勢ですが。
2023年3月1日(水)、長野県諏訪市に移住する
ということで、思うところをまとめておこうかなと。
地元に帰るので、移住というよりもUターンではありつつ、
家族にとっては、住み慣れない土地に移住するわけではあり。
決断するまでは、迷いや葛藤もあったわけではありまして。
〈2023年2月 諏訪湖〉
【移住の理由1】住んでいる借家が3月に取り壊し
千葉県松戸市から市川市に引っ越して、3年弱。
総武線沿いの一軒家に住んでいるのですが、
ちょうど3年間ほどで、借家が取り壊しになる
ということで、次の住処を探すことに。
妻の地元が千葉なので千葉に住んだところ、実家はなくなり。
別に千葉県に住む必要もなくなってきてはいて。
子ども2人はけっこう騒がしいので、今更、
集合住宅も嫌だよねということで、一軒家を捜索へ。
【移住の理由2】 2022年 渡辺家の母が倒れる
愛知出張のついでに、実家(信州オフィス)に寄ると
母が心筋梗塞で倒れ、昏睡状態で病院へ緊急搬送される。
初めて救急車に乗って、諏訪赤十字病院まで行き、渡辺家は騒然。
「持病もあるため、助かる確率は30%」と前置きされ、緊急手術。
なんとか命を取り留めて、数カ月のリハビリ期間を経て、母は回復。
「もう70代半ばだし、うちの親も若くないよね」と改めて自覚しながら。
今は文字通り復活して、スーパードライを飲みながら悪態をついていますが。
今回は良かったけど、また感染症が蔓延したら
一生会えなくなるのもさみしいものだよね、と。
時系列的にはこちらのほうが先なのですが、2番目の理由としまして。
近場にしっかりした医療機関があることは大切ではありますよね。
【移住の理由3】 リモートワークの普及
大学入学で上京してから東京・神奈川で12年間
結婚を機に千葉へ引っ越してから松戸・市川で14年間
けっこう関東に来てから歳月が経ったなと思い返しながら、
元々、混んでいる所は苦手なので、千葉のほうが住みやすい。
このまま行ったら、千葉で家を買う感じかなと思っていましたが。
コロナ禍でリモートワークが急速に広がって、
取材以外の打ち合わせは、ほぼオンライン会議に。
これから信州暮らしでも仕事はできそうだし、
どうせ家を買うなら、地元がいいよねと思っていたところ、
「お母さんも心配だし、諏訪に住もうか」と、妻からも賛成票が。
というわけで、ナベドコロ一家の移住先探しがスタート。
距離が離れていると、移動だけでも大変なので、
移住サポートがあると助かるなとは感じたので。
『地方移住で欲しいサービス編』でも
そのうちまとめようかとは思います。
子どもがいると、移住も一大決心ではありますが、
流れというのか、タイミングのようなものがあるような気はしました。
若い頃は都会暮らしに憧れたものでしたが、
40代にもなると自然豊かな環境でゆったり暮らしたい
という想いのほうが勝ってきたのも、本音ではあったりもしますよね。
コピーライター事務所「ナベドコロ」
東京・信州&オンライン 渡辺さとし
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