落合陽一でござる
落合陽一先生の講演「AI時代を楽しく生きる」
朝日地球会議2019で、in帝国ホテル。
AI関係の話かと思いきや、
会場に来ていた10代の若者世代の質問に対して、
スライドを絡めつつ、トークを展開するセッション形式。
日常から学生を相手にしているからか、
進行形の質問を受けて、話を広げていく
構成力は、さすが現代の魔術師。
特に気になったのが、
早い時期に熱中できる対象に出会える環境をつくることが、教育には重要。
という話は、親世代になると痛感するもので。
自分の場合は、わりと勉強はできたほうだったので、
大人世代の言う通り、進学校に行って、大学に行って。
就職活動の時に、「どんな仕事に付きたいのか?」と
自己分析的なことをして、色々とあって。
まあまあやりたい仕事だった
コピーライターになれたのが25~26歳の頃で。
今、振り返るとIT系の仕事を先駆けてやっていれば
一財産を築くことができていたかもなと回想。
「キミは何がスキ?、どんな研究がしたい?」
筑波大学の場合、一年生から研究室に所属できるそうなのですが、
落合陽一先生が受験で凝り固まった学生に
投げかけるのが上記のような質問で。
決められたことを真面目にやってきた18歳にとって、
自分で自分のやりたいことや道を考えるというのは
最初はうまくいかない工程ではあるとのことで。
そういった問いかけを小さい頃からやっていられれば
もっと早い段階で、道を切り開くことができるだろうし、
専門性を高めたり、準備に時間をかけることができる。
逆に考えるとサラリーマンになるために、大学に通う必要もない?とも言えて。
今の時代を生きる若者には当たり前の思考法かもしれませんが、
もっと若い頃に、たとえば高校生の頃に、そういった視点を得ていたら
今いるポジションも違っていたような気もしていて。
息子にはそういう機会を創ってあげたいなと思わされた
有意義は1時間ほどの講演ではありました。
一番、気になったのは、落合陽一先生が
「◯◯◯でござる」と言った部分だったりはしつつ。
コピーライター事務所「ナベドコロ」 東京・千葉 渡辺さとし
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