「カメラマンを紹介してください」の話
- 渡辺さとし
- 5月16日
- 読了時間: 3分

それは、とある繁忙期の頃のことですが。
「渡辺さん、知り合いにカメラマンがいたら紹介してください」
というオファーを3件くらい連続でいただくことがありまして。
誰でもiPhoneなどのスマートフォンで写真が撮れる時代。
と言われる一方、カメラマンの需要はまだまだ健在なのですね。
となんとなく評論家のような気分で思いながら。
生成AIが日々、進化していく中で、ライター・コピーライターの
ニーズは心配事ではありますので、羨ましいなとも感じつつ。
「紹介してください」と言われると、下手な人は紹介できませんし。
ある程度、コミュニケーション能力の高い人がいいでしょうし。
取材等でカメラマンさんとご一緒することはあるのですが、
通常はディレクターさんが仕切るので、直接はやり取りしないものでして。
気さくなカメラマンさんとは、名刺交換をして、
「またお会いしましたね」的に
なんとなく雑談をすることはありながら。
写真の腕はコピーライターである私には測りかねる面もあり。
以前、出張の打ち上げ的なランチ会で話していた
Hさんは人柄も良いし、紹介しやすいかなと思い、ご連絡。
ご紹介の3件中2件ご成約
と言いますと、ご結婚の仲介サービスのコピーのようですが。
1件はとある新卒採用HPの取材案件でご一緒させていただき。
別件もクライアントさんに気に入っていただけたようでご成約。
仕事のマッチングサービス的な仕事も、
うまく成約できると面白いかもしれないなと、
どうでもいいような感想もありまして。
後日、逆紹介でライティングの仕事も
そんなような日々をのうのうと過ごしてますと、
カメラマンHさんから「ライターを探している会社がある」
という連絡をいただきまして、見積ると成約の方向に。
HPやSNS、マッチングサービスなど、
カメラマンやコピーライター・ライターを探せるツールは
たくさんあるものですが、一度、仕事をしてみないと
わからないことは多いものかとは思いますので。
その前に信頼できる人(自称ではありませんが)から
紹介してもらうというワンクッションを置くことは、
今のような時代には逆に有効なのかもしれません。
紹介する側も、紹介に足る人を紹介しようとは思うものですので。
自分ももっと「紹介に足るような人間でありたい」と感じた
「カメラマンを紹介してください」の話でした。
東京・信州&オンライン
コピーライター事務所「ナベドコロ」
コピーライター 渡辺さとし
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