コピーのランチェスター戦略
- 渡辺さとし
- 2018年10月11日
- 読了時間: 2分

広告、HP、ツールを企画する前の段階。
コンサルティングの部分から、
参加させていただいている案件で。
コンサル面では、あまり戦略にはならないのですが。
話を聞く中で、重要だと思うのが「一点集中、一点突破」。
いわゆる、ランチェスター戦略で。
大企業のシェアNO.1商品であれば、
認知度を上げて、「NO.1!」と
言っていれば売れるものですが。
新しい商品やサービス、知名度のないケースでは
「どう付加価値をつけて、一点突破できるメッセージをつくるか」
が、マーケティングやコピーライティングでは重要。
というのは、アプローチは違えど、思考法は似ていて参考になるなと。
パンダ戦略と、モルモット戦略
たとえば、個人的に上野動物園が好きなので、
年間パスポートを購入して、こどもと行ったりするのですが。
平日で、「パンダ70分待ち!」でも大行列。
みたいな殿様商売をできるのであれば、生まれながらの勝者。
サイズ感で勝負するなら、ゾウやキリンのインパクト。

可愛らしさで売るなら、ペンギン、ミーアキャット、プレーリードッグetc。
珍しさで攻めるなら、ナマケモノ?(今はいない気もしますが)
親しみやすさなら、ウサギやモルモット。モルモット戦略。
などと、日常の中で考えてみるのも、企画としてはおもしろいもので。
コピーのランチェスター戦略
HPがなくては商売にならない時代に、
検索されるワード(コピー)の一点突破!感も大切で。
シンプルにインパクトがあれば良かったマス広告の時代よりも、
「本質を突きつつ、印象に残るワード(コピー)を選定」すること。
それが、コピーでいうところのランチェスター戦略になるのか
などと、考えながら。
一点突破できる、コピーライターの価値も
突き詰めていかないといけないなと自戒を込めて。
(案件の幅が広すぎて、マルチプレーヤーになりがちでもあり)

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