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広報とブランディング


昨年からコピーライター(ライター)として

参加させていただいている広報誌「西武鉄道かわら版」。




広告という入り口からコピーライターになったので、

どちらかというと制作して終わりのスポット案件が多く、

広報関係の案件はあまり携わったことがなかったのですが。


毎月、制作チームの皆さんと西武鉄道さんに伺って。

毎月刊行のレギュラーワークを担当するのも悪くないもので。


イベントなどで、実際に「西武鉄道かわら版」の

読者さんにお会いしたりすると、広告と違って、

能動的に読んでいただける媒体というのはいいものだなと。

(ライター参加ですので、大したことはしていないのですが)



読まれる広報の可能性を実感


多くの人がスマートフォンを

持つのが当たり前になって。


「強制的に読ませる広告」が

さらに嫌われてきていて。


「能動的に読みたくなる情報」の

必要性は、広報の仕事を

お手伝いさせていただいて実感すること。


リアルに面白い広告や

タメになる広告以外は

より無視されていく中で。


コピーライターの役割も

変わってきているよなと実感しながら、

さらにスマート化が進む時代にあわせて、

アップデートしていかなければと。


ちょうど、別件でスマホ(SNS)向けの

バナー広告のコピーを書いたりもしながら

考えている今日この頃。2019年初夏。



ファン化とブランディング


「ファンマーケティング」

という言葉も目にしますが、

能動的に検索する世の中だからこそ、

見たくなる、読みたくなる

コンテンツが必要不可欠になって。


そういう意味では電車の待ち時間や

移動時間にサッと手に取って読める

駅配布の「西武鉄道かわら版」のような

広報誌は愛される媒体で。


沿線に特化した情報を気軽に得られて。

スマホみたいに画面も小さくないので

読みやすいですし。何より無料ですし。

雑誌や新聞全盛だった時代から

一周回って、効果的なツールだと感じていて。


ふと手にとったら、おもしろい冊子で、

スマホで思わず検索してしまうという流れ的には、

無料配布の冊子や交通広告は、

きっかけづくりやブランディングという視点では

まだまだ可能性があるのだろうなと。

(そういう仕事が増えるといいなと、笑)


そういった観点では世の中に増えている

HPなどのオウンドメディアも近いですが、

まずは知られるためのきっかけづくりが必要。


という点ではメジャーブランドでないと

ファーストコンタクトのハードルの

高さが課題になりそうですよね。



一方、新卒採用などは

能動的に検索されるので、

相性は良いのかもしれません。

こちらも企業の知名度によりそうですが。




「西武鉄道かわら版」2019年7月号




2019年7月号は、“神ダイヤ”とも呼ばれる

西武鉄道の「電車ダイヤ」を特集。


今まで参加させていただいた中でも

特に興味深い特集でしたこともあり。


西武線沿線の方がいらしたら

是非手にとっていただけますと幸いです。


西武鉄道さんのHPからも

読めますので、よろしければ。


と、一周回って

「西武鉄道かわら版」の

宣伝もさせていただきました。


仕事をしていると

担当企業のファンになるのも

コピーライターあるあるです。

好きじゃないとコピーは書けませんからね。


わりと有名企業さんの案件ですと

コンプライアンスで制作実績を好評できない

というケースも多いのでありがたいことです。



コピーライター事務所ナベドコロ 渡辺さとし



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